*オリジナル瞑想ガイドは、商品に同梱されているQRコードよりアクセスできます
『禅心香』は、ストレス社会を生きる人たちに和の香りを楽しみながら本格的な瞑想が手軽にできる商品です。
『禅心香は』、禅僧で精神科医の川野泰周氏の監修いただいており、国産の精油や芳香蒸留水を使用しています。禅の心の香り=『禅心香』を楽しみながら、リフレッシュ、ストレス対策、集中力アップにお役立てください。
スマートフォンが普及した現代では常に様々な相手とつながることができ、リアルタイムの返信が当たり前になっています。これでは、“今、この瞬間”に集中できず、心がさまよい、心と脳がどんどん疲れていってしまいます。また、歩きスマホに代表される「ながら行動」も心と脳を疲れさせる典型例です。その疲れに気がつかず疲労が蓄積すると、何をしていても集中力が続かなかったり、やる気が低下したりします。さらに、頭痛や肩こりなどの症状が出ることもあります。すなわち、現代人の心や脳は疲れやすい環境にあるといえます。
ネット社会を飛び交う情報量はこの10年間で約700倍に増えていると言われます。700倍に情報量が増えたからといって、私達の脳の処理能力は700倍に進化するはずはなく、外からの情報に注意力の大部分を使い切っています。つまり自分自身の内なる気づきの力が低下しているのです。
内なる気づきの力が低下してくると、体の変化を未然に気づけず、様々な不調に気づきにくくなります。
臨済宗建長寺派林香寺
では、普段から内なる気づき力を高めるにはどうすればいいのでしょうか? その方法として、今マインドフルネスが注目されています。
日本マインドフルネス学会(2013年設立)ではその定義を、「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、 評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」としています。かみ砕いて言うと、「あれこれ考えず、ただ目の前のことに集中する姿勢」と言えます。
欧米を中心に注目を浴びている心理療法の一つであるマインドフルネスですが、その起源は“仏教”にあります。
仏教の開祖であるブッダが悟りを得たとき、人が正しい生き方を実践するために「八支正道」という教えを説きました。その七番目に登場する「正念」=「善悪や好き嫌いなどの価値判断を介さない、客観的で正しい心のありようで、物事を見つめること」を英訳したものがマインドフルネスなのです。
使用用途に合わせて3種類ご用意しております。
こんな方におすすめ!
●『香りのミスト』・・・パッと気分を切り替えたい方に
●『国産精油』・・・ストレスを抱えていたり、心がせわしないと感じる方に
●『禅のひととき』・・・ここぞという時に頑張りたい方に
香りのミスト
国産精油
禅のひととき
通勤の途中で、休日に公園で、あるいは静かなお部屋の中で…。どこにいても気軽に心と身体をリフレッシュできる香りのミスト。オリジナル瞑想法とともにお試しください。
香りは2種類。柑橘系は心と脳をスッキリとリフレッシュするのに役立つので、午前中や午後の早い時間帯など、これから仕事という時間帯にはゆずの香りを。ウッディ系は瞑想やリラクセーションに役立つので夕方から夜にかけてのリラクセーションタイムにひのきの香りを活用いただく方法がオススメです。
同梱している冊子に、
川野泰周氏監修オリジナル瞑想
「香りのリフレッシュ瞑想」
のQRコードが記載されています。
川野泰周氏ご自身の声で録音されています。
■香り:2種類 ゆず(高知県産ゆす)、ひのき(奈良県吉野産)
■成分:芳香蒸留水、精油、水添ヒマシ油、とうきび由来エタノール、柿渋エキス(除菌剤)
■日本製 : Made in Japan
■価格:770円(税込) ■容量:10ml (約150回噴霧可能)
禅心香・香りのミスト 50mlパック
中有風露香(禅語:中に風露の香り有り)
■商品名:『禅心香・香りのミスト』ひのき、ゆず 詰替用
■成分:芳香蒸留水、精油、水添ヒマシ油、とうきび由来エタノール、柿渋エキス(除菌剤)
■日本製 / Made in Japan
■価格:1,650円(税込)
■容量:50ml
① 和紙のラベル
ゆず・ひのきの和の香りに合わせて、和紙のラベルを使用しています。
② 川野泰周氏直筆ロゴサイン
禅心香を監修している川野泰周氏直筆ロゴサインを和紙のラベルに使用し、癒しの雰囲気を醸し出しています。
禅心香・国産精油 ゆず 5ml
③ 〇のデザイン
柚子・檜の形と、円相*窓をイメージしています。
*円相(えんそう)とは、禅における書画のひとつで、図形の丸(円形)を一筆で描いたもの。禅僧などが完全な悟り、心の本来の姿を示すために描く円のこと。「一円相(いちえんそう)」「円相図(えんそうず)」などとも呼ばれる。
④ ジッパー式無色透明ビニール袋
・紙箱は使用する時に捨ててしまいますが、ビニール袋なので捨てずに保管袋として持ち歩き用袋としてそのまま使用できます。
・禅心香を使い終わっても、精油や化粧品などの袋として使用できます。
ジッパー式無色透明ビニール袋なので、そのまま飛行機内に持ち込めます。
・香りは自然に消えていくのでまわりも気になりません。
・水・溶剤・添加物を一切使用していません。
・環境に配慮し、廃棄していた素材を再利用しています。
・外袋は捨てずにそのまま持ち歩き用として、また、飛行機内に持ち込めるジップ式透明袋を採用しています。
・「香りのマインドフルネス」のイラスト付き説明書入り
・海外の人にも人気の高い、和紙のラベルを採用。
・川野泰周直筆のロゴ入りラベル
・一度、深呼吸をします。
・ハンカチやティッシュ、マスクに「香りのミスト」吹き付けます。
・香りをかぎながら、頭に浮かんだイメージや体をあるがままに観察します。
・もう一度、深呼吸。
同梱している冊子に、
川野泰周氏監修オリジナル瞑想
「香りのリフレッシュ瞑想」
のQRコードが記載されています。
川野泰周氏ご自身の声で録音されています。
ストレスを抱えていたり、心がせわしないと感じる方に、オリジナル瞑想とともに、日本人になじみ深い和の香り(国産精油)の香りをお楽しみください。
■香り:4種類(ゆず、ひのき、ひば、すぎ)
同梱している冊子に、
川野泰周氏監修オリジナル瞑想
「香りのチルアウト瞑想」
のQRコードが記載されています。
川野泰周氏ご自身の声で録音されています。
日本人に馴染み深い癒しの精油
中国が原産の柑橘果実ですが、現在では中国などに国産精油として輸出されています。
◆香りの強さ:●●●●〇
建材やヒノキ風呂として日本人になじみのヒノキ。心を静める森林浴の香りとしても人気です。
◆香りの強さ:●●●〇〇
日本国有の針葉樹であるヒバ。フレッシュな森の香りは、ヒノキと同様人気です。
◆香りの強さ:●●●●●
◆香りの強さ:●〇〇〇〇
まめ知識
国産精油は、第一次正解大戦後くらいから精油の国産化が活発化し、1970年代ころまで多く生産されていましたが、人手不足、賃金問題などがあり、徐々に姿を消していきました。
近年、地産地消や6次産業化、地方創生の流れから、地域特産の国産精油が各地で生産されはじめ人気が出始めています。
しかし、生産者は小規模事業者が多く事業として成り立たないケースが多くみられます。
「禅心香」は、国産精油の魅力を再発見するべく、生産者とともに取り組んでいきます。
禅心香・国産精油
【使い方】
精油を保管・使用するときの容器はドロッパービン(ドロップ栓付きガラスビン)を使用します。
スポイトなどを使わなくてもビンから精油取り出せるので、とても便利です。
ただし、ちょっとしたコツがあります。 イラスト図のように傾けて精油を垂らしてください。ものにより、少し粘度が高いものがあります(少しドロッとしてます)。
「禅心香・国産精油」の”ひば”と”すぎ”は粘度が高いので、傾けてから 5秒~10秒くらいしてゆっくりと精油が垂れてきます。
ビンの先を見ながら、その出てくる様も楽しく見守ってください。
【取り扱い上の注意点】
◆原液を皮膚につけないでください。 |
◆絶対に飲用しないでください。 ◆お子様の手の届かないところに保管してください。 ◆火気には十分ご注意ください。 |
① 和紙のラベル
ゆず・ひのきの和の香りに合わせて、和紙のラベルを使用しています。
② 川野泰周氏直筆ロゴサイン
禅心香を監修している川野泰周氏直筆ロゴサインを和紙のラベルに使用し、癒しの雰囲気を醸し出しています。
禅心香・国産精油 ゆず 5ml
② ジッパー式無色透明ビニール袋
・紙箱は使用する時に捨ててしまいますが、ビニール袋なので捨てずに保管袋として持ち歩き用袋としてそのまま使用できます。
・禅心香を使い終わっても、精油や化粧品などの袋として使用できます。
ジッパー式無色透明ビニール袋なので、そのまま飛行機内に持ち込めます。
④ 禅語集
川野泰周氏監修の禅語を台紙に記載。
禅語(解説付き)は10種類。
・一度、深呼吸をします。
・ハンカチやティッシュ、ガーゼなどに「国産精油」を垂らします。
・香りをかぎながら、その香りから連想される、心地よい自然の風景を思い出してみましょう。
・そのまま少しイメージの世界の中を想像上で歩いてみましょう。
・もう一度、深呼吸。
香を焚くときにお香を納める入れ物として用いられる香合を使用し、そこに国産精油を配合したひのきブレンド精油やゆずブレンド精油をたらして香りを楽しむ製品です。
香合は小田原漆器の職人がひとつひとつ心を込めて作った逸品です。
経営者を始めとするリーダーが正しい決断を下すために必要な心幹(しんかん)養うための瞑想を強力にサポートする手法として、川野泰周氏にオリジナル瞑想を監修いただきました。オリジナル瞑想は、セット商品と香合(単品)にのみ同梱されている冊子のQRコードを読み込むと音声が流れます。その音声ともに、オリジナル瞑想をお試しください、
同梱している冊子に、
川野泰周氏監修オリジナル瞑想
「香りの集中強化メソッド」
のQRコードが記載されています。
川野泰周氏ご自身の声で録音されています。
・一度、深呼吸をします。
・窓の外の景色などなるべく遠くを見てみましょう。
・香合に「禅のひととき・ブレンド精油」を垂らし、視線を香合と木片に向けたまま、だんだんと精油が染み込んでゆく様子を観察します。
・筋肉を収縮させたり、集中力を高める動作をします。
・もう一度、深呼吸。
12. つくる責任 つかう責任
限られている資源を有効に活用するために端材を利用しています。
些細な活動ですが、何かのきっかけとなれば幸いです。
マインドフルネスに至るための方法として「瞑想」があります。
瞑想とは、“今、この瞬間”にのみ意識を集中させることによって、あれこれ思い悩む心と脳を休める行為のことです。心身が整う、集中力や決断力が上がるなど、さまざまな効果があります。
自分の体の感覚に注意を向け、観察する瞑想では、触覚や嗅覚などに意識を集中させることで、猫や犬をなでたときの気持ちよさや、コーヒーの香りをより楽しむことができます。体の感覚を取り戻すと、ありのままの自分自身が見え、受け入れることが出きます。それにより、心理的な不安や緊張が原因の頭痛・肩こりなどが改善されていきます。
つまり、瞑想で自分の不調に気づき、改善することができるのです。自分の心身が整うと他者に対しても広い心で接することができ、人間関係がよくなっていくことが期待できます。このように、幸福感の高い人生を送ることにもつながっていきます。
すき間瞑想法には、香りを用いた手法があります。心をリセットし、疲れやストレスを緩和する「香りのリフレッシュ法」。呼吸瞑想を基本とした「香りの瞑想法」。通勤時間が苦痛な人やスマホ中毒の人向けに、満員電車に乗りながらでもできる「香りのつり革瞑想法」です。
香りのリフレッシュ法は、多忙な日々のほんのわずかな時間を使って、心をリセットし、疲れやストレスを緩和することができる手法です。
1.一度、大きく深呼吸
その場で軽く背すじを伸ばして、一度大きく深呼吸をしてみましょう。吸う息とともに新鮮な空気が体いっぱいに取り込まれ、吐く息とともに全身の疲れや緊張を手放すイメージです。
2.「禅心香を嗅ぐ」
ハンカチやティッシュに吹き付けた柚子の香りを嗅ぐ。
「禅心香」は日本古来から親しまれてきた檜・柚子の爽やかな香りを安全に楽しめるので、マインドフルネスに最適です。
3.頭に浮かんだイメージや身体の感覚をあるがままに観察
香りとともに心に浮かんできてたイメージや、景色、体の感覚があれば、それをあるがままに観察して楽しんでみましょう。
香りの瞑想法は、マインドフルネスの呼吸瞑想を基本としています。呼吸瞑想は、マインドフルネスの最も重要な基礎となる瞑想法です。呼吸という、生きている限り無意識に行っているものにあえて意識を向けることで、注意力のトレーニングになります。
さらに呼吸には、吸うときに交感神経、吐くときに副交感神経が働く効果があるため、意識的に呼吸することで自律神経のバランスを整えることができます。イライラやモヤモヤで心が乱れているとき、自律神経が乱れていますから、呼吸瞑想を行うことで気分が落ち着いてくるでしょう。
呼吸瞑想はただいつもの呼吸に意識を向けるだけなので、いつでもどこでもできます。立ったままでも、歩きながらでもできます。「瞑想=床の上であぐら」というイメージがあるかもしれませんが、イスでも床でも座布団に座って瞑想してもかまいません。ただ、できれば背もたれなどにもたれかからないようにしましょう。
香りの瞑想法は、香りでリセットすることによって、呼吸瞑想をよりスムーズに実践するための効果的な手法です。
また、禅心香の香りは、日本古来から親しまれてきた日本人に馴染みのあるやさしい香りです。副交感神経を優位にする香りとも言われていますので、香りの瞑想法にとても適している香りになります。
1.マスクに「禅心香」を吹き付ける
意識を集中させ、マスクの外側に少し離れた位置から「禅心香」を2~3回吹き付けてマスクをつけます。
2.マスクを着けて、足を自然に開き、椅子に浅く座る
禅心香をスプレーしたマスクをつけます。
椅子に浅めに座り、頭のてっぺんから一本の糸でつられているイメージで軽く背筋を伸ばす。足は自然に開き、両手は手のひらを上に向けて膝の上に置いたり、丹田(へそのあたり)で組むなど、ご自身がやりやすいようにしてください。椅子がない時は、床や座布団の上であぐらをかいて行っても構いません。
3.香りに集中
目を閉じて、香りに集中してください。
鼻呼吸でゆっくりと2~3回深呼吸をします。新鮮な空気を香りとともに吸い込み、吐き出して、体内の空気を入れ替えるイメージです。
この最初の深い呼吸によって自律神経が整えられ、香りとともに心の落ち着きを取り戻すことができます。禅心香の香りに集中すると、雑念も浮かびにくくなります。
香りはほのかです。“鼻慣れ”によっても香りを感じにくくなるので、より香りに集中する必要があります。
4.頭に浮かんだイメージや身体の感覚をあるがままに観察
香りとともに心に浮かんできてたイメージや、景色、体の感覚があれば、それをあるがままに観察して楽しんでみましょう。
瞑想の効果は雑念や不快感が生じやすい環境ほど、実感しやすい。特に通勤ラッシュの電車内は最適です。脳内に空間をイメージして行う空間瞑想の一種、「つり革瞑想」を行えば、ストレスに満ちた通勤電車の車内も快適な空間に変えられます。つり革につかまった状態、あるいはドアにもたれかかったまま瞑想をします。
1.マスクに「禅心香」を吹き付け、マスクをつける
意識を集中させ、マスクの外側に少し離れた位置から「禅心香」を2~3回吹き付けてマスクをつけます。足を軽く開き、へその下(丹田)を軽く前に突き出します。両足の裏にバランスよく均等に体重が乗るようなイメージで立ちます。
2.つり革につかまり、目を閉じる
香りに集中するために、目を閉じてください。鼻呼吸でゆっくりと2~3回深呼吸をします。新鮮な空気を香りとともに吸い込み、吐き出して、体内の空気を入れ替えるイメージです。この最初の深い呼吸によって自律神経が整えられ、香りとともに心の落ち着きを取り戻すことができます。
禅心香の香りに集中すると、雑念も浮かびにくくなります。香りはほのかです。“鼻慣れ”によっても香りを感じにくくなるので、より香りに集中する必要があります。
3.あたまに浮かんだイメージをあるがままに観察
香りとともに心に浮かんできてたイメージや、景色、体の感覚があれば、それをあるがままに観察して楽しんでみましょう。香りを感じながらも次第に、つり革瞑想へと進んでみましょう。
4.車窓の景色を眺める
目を開け車内を見回し、大勢の人や広告などゆっくり観察したら、次に建物群、道路、空、雲など、車窓の景色をあるがままに観察しましょう。
禅心香は、芳香蒸留水を主成分としています。ほのかな香りなので、一般の香り商品と違い漠然と香りを嗅ぐと感じにくいかもしれません。
だからこそ、香りを嗅ぐことに集中する必要があり、その結果マインドフルな状態になります。
香りは、いくつもの成分で成り立っています。その成分の要素を探りながら香ると集中しやすいのですが、それは香りの専門家でないと難しいことです。専門家でなくても香りの特徴を感じるとよいでしょう。
香りは時間の経過とともに、変わっていきます。それをたとえば、(柚子の)「果皮の香り」、「果実の香り」、「果汁の匂い」、「薄皮の匂い」という風に特徴を感じる、またはイメージすることです。
柚子は柑橘系なので、移り行く香りを「みかん」、「レモン」、「グレープフルーツ」などのようにイメージしてもよいでしょう。柚子の入った食品、飲み物に例えてみても面白いでしょう。
時間の経過とともに、移り行く香りの変化をあるがままに、自分の持っているイメージとともに感じるとより集中しやすくなります。
また、日ごとの体調の変化でも香りの感じ方は微妙に変わります。そういったことを想定して嗅ぐのも楽しみの一つになると思います。
禅の心は日本の心。
禅の修行道場では、ご飯一粒、水一杯無駄なくいただきます。
外から草鞋(わらじ)を履いて帰ってくれば、バケツ一杯の水を分け合って足を洗います。
最後まで物を大切に扱うことで、自分にも、他の人にも、思いやりを忘れません。
和食ブームもあり、柚子の生産量は増えています。果実の採取が終わった後の果皮の廃棄量も増えています。
高知県土佐山では、水を加えない蒸留方法であるマイクロ波蒸留装置を用い、廃棄していた果皮を再利用しています。
「禅心香・柚子のミスト」は、そのゆずエキス蒸留水を使用しています。
だから、本物のゆずの香りなのです。
テレワークにおいては仕事とプライベートという2つの心のモードを切り替えることが難しく、かえって睡眠の質や心の疲労の問題を抱える人が増えています。そこでこうした生活のモード、心のモードをスイッチすべきタイミングに禅心香を活用していただきたいと思います。
使用法は簡単で、空気中にシュッとひと吹きして一瞬香りを楽しんでも、あるいはマスクやハンカチなどに噴霧してゆっくりと減衰する香りを堪能してもよいでしょう。ウッド系は瞑想やリラクセーションに最適ですし、柑橘系は心と脳をスッキリとリフレッシュする効果があります。
そこで、午前中や午後の早い時間帯など、これから仕事という時間帯には柚子の禅心香を、夕方から夜にかけてのリラクセーション時間にはヒノキの禅心香を活用いただく方法がオススメ。
ただ香りとその効果には個人差がありますからその逆、あるいは他の使用法が合うという方もおられます。是非ご自身で実際に色々な時間帯に試してみて下さい。
2005年慶応義塾大学医学部医学科卒業後、精神科医として診療に従事。
2011年より建長寺専門道場にて3年半にわたる禅修行、2014年末より横浜にある臨済宗建長寺派林香寺住職となる。
現在寺務の傍ら都内及び横浜市内にあるクリニック等で、うつ病、神経症、PTSD、睡眠障害などに対し薬物療法と並び禅やマインドフルネスの実践を含む心理療法を積極的に取り入れた診療にあたっている。
また、日本アロマ環境協会(AEAJ)が発刊している「ナチュラルビューティスタイリスト検定」の公式テキストの監修にも携わる。
著書:「心と身体の正しい休め方」、「人生がうまくいく人の自己肯定感」、「あるあるで学ぶ余裕がないときの心の整え方」など多数。2019年5月に「会社では教えてもらえない 集中力がある人のストレス管理のキホン」が発売された。
日本アロマ環境協会主催イベント「2019年度 第5回 アロマ大学」の札幌会場(9月1日)、大阪会場(11月30日)、沖縄会場(3月8日)の3会場にて、メンタルヘルス学科の講義で登壇。
①あるあるで学ぶ 余裕がないときの心の整え方(2016年、インプレス)
マインドフルネス、心理学、精神医学の中から現代を生きる上で役立つ実践法や考え方を幅広く盛り込んだ、心を整える入門書
歩くことが心と脳にもたらす効能を詳しく解説し、悩み多き時代を生きるためにできることを説く一冊
③脳がクリアになる マインドフルネス仕事術(2017年、クロスメディア・パブリッシング)
全てのビジネスパーソンに向けた、心と脳をクリアに保ち、やりがいをもって働くためのマインドフルネス入門書
一番易しく、一番優しい、マインドフルネスの本。誰にでも気軽に手に取っていただきたい一冊
毎日の生活に、少しの工夫でマインドフルネスは実践できる。ずぼらな人にこそ知っていただきたいお手軽瞑想法を紹介した本
苦しみを手放し、幸せに生きるために無くてはならない自己肯定感と、その高め方について解説した意欲作
⑦「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方(2018年、ディスカバー21)
誰もが抱える「疲労」に焦点を当てて、その解消法を様々な角度から紹介した一冊
⑧会社では教えてもらえない 集中力がある人のストレス管理のキホン(2019年、すばる舎)
ストレスと無縁ではいられない現代社会の全ての人に向けた、幸せに生きるためのメッセージ。著者の集大成的一冊
●2020年6月28日 日常瞑想のすすめ 「雨音の瞑想」がアップされました。(川野泰周オフィシャルサイトより)
●NHKラジオの「読むらじる。」では、<ラジオ深夜便>「からだの知恵袋」での記事が公開されています。
●2019年7月29日 DeNAでのマインドフルネス導入プロジェクト「精神科医も驚いた、DeNA x 産総研によるメンタルプログラム」が発表されました。
https://forbesjapan.com/articles/detail/28722
●2019年7月28日 MYLOHASに「精神科医が教える「ストレスが溜まる人の特徴」と上手につきあう方法」が掲載されました。
「マインドフルネス&坐禅の会」(臨済宗建長寺派林香寺・神奈川県横浜市)にて、クロスウェル社のきりつ名人を使用して、自律神経活動の測定を行いました。(2019年10月)
「中小企業と組合」(全国中小企業団体中央会発行 2024年8月 No.954)の新しい時代と生きる中小企業として、アロマクエストの禅心香のブランドが紹介されました
かながわSDGsパートナーは、SDGsの推進に資する事業を展開している企業・団体等(263者)の取組事例を神奈川県と企業・団体等が連携してSDGsの普及促進活動に取り組んでいます。
アロマクエストの取り組み
あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する
【アロマクエストは】マインドフルネスと通し、あらゆる人々にメンタルの健康的な生活を送ることに寄与します。
持続可能な生産消費形態を確保する
【アロマクエストは】再利用できる素材の利用、ごみを配慮した商品作りに積極的に取り組みます。
持続可能な開発目標(SDGs)とは
【メンタル対策】
緊急事態宣言が解除されましたが、テレワークなど新しい生活様式によりまだまだ外出は控えられ、自宅にいる時間が長くなっています。自宅にずっといることで発散できず、どうしてもストレスがたまってしまいます。そのメンタル対策はどのようにすればいいでしょうか? これについて考える際に参考となる過去の出来事として、2018年にタイで起こった遭難事故が挙げられます。
それはタイの雨期にあたる6月のことでした。同じサッカーチームの少年12人とコーチ1人が洞窟の最も奥まで行くという、当時少年たちの間で流行っていたちょっとしたイベントを行っていました。しかし、突然、大雨が降り、入り口付近が水没し洞窟に閉じ込められてしまいました。
少年たちは1つだけ懐中電灯を持っていたましたが、やがて電池も切れてしまい、真っ暗闇の洞窟の中で救出を待つことになりました。
救出を待っている間、壁を伝って流れてくるきれいな水だけを飲みながら空腹に耐え、コーチの指導する瞑想によって体力を消耗しないよう、そしてパニックにならないよう、平静を保っていたそうです。
20代の若いコーチは、幼いころ家庭の事情により少年修道僧として寺院で生活していたことがあり、ヴィパッサナー瞑想を日々実践していたそうです。
*ヴィパッサナー瞑想・・・タイなど東南アジアの仏教国で実践されているマインドフルネス瞑想の一つ。「ものごとをありのままに見る」インドの最も古い仏教瞑想のひとつ。
また、少年たちがコーチの家に時々泊まっていたそうですが、就寝前には少年たちと祈りと瞑想を行っていました。祈りと瞑想は良い眠りを与えてくれますし、他のことを考えることを止めてくれます。
コーチは、ただ単に瞑想を実践するだけででなく、仏道修行によって形成された人徳と少年たちとの強い信頼関係があったからこそ、彼らの命をつなぐことができたのではないかと考えられます。
救出時には、少年たちが誰一人としてパニック状態に陥らず、落ち着いた表情で時には笑顔を見せながら、ダイバーたちと会話している様子が放送され、その状況に世界中が驚かされたのは、後日談として語られています。
【自己肯定感とは】
「自己肯定感」。自分を肯定する感覚、自分を受け容れる意識のことです。この自己肯定感が高いか低いかによって、悩んだとしても、それを乗り越えて行くことができたり、逆にがんじがらめになってしまったり、という差が生まれます。
「コップに半分の水が入っていたとして、それを『まだ半分も残っている』と思うか、それとも『もう半分しかない』と思うか」というたとえ話があります。これは人生におけるあらゆる出来事に対するとらえ方に関連した話で、自己肯定感はそのときの心の反応を決める大きなカギとなります。
たとえば、仕事が思うようにいかなかったときの結果が同じものであっても、両者の「受け止め方」はまったく違ったものになります。
自己肯定感が高い人は、こう受け止めます。
「大満足というレベルではないけれど、自分としては精いっぱいいやった。次はもっと頑張れそうだ。」
一方そうでない人は
「とても満足できる結果じゃない。なぜできなかったんだ。なんでもっと頑張れなかったんだ。まったく情けない」
という受け止め方をします。自分を責めて、悩んでしまいます。そして、仕事に関しても、“失敗”のイメージばかり描きがちになります。
そんなイメージで取り組んだ仕事は、やはり良い結果は出にくくなります。それでますます悩みは深まるばかり、となるのです。
人間関係でも、自己肯定感の高い人は、うまくいかない相手に対して、こんなふうに受け止めることができます。
「ちょっとソリが合わないけど、自分は誠意をもって相手に接している。それでいいじゃないか」
ところが、自己肯定感が不足していると、なかなかこのようには受け止めることができません。
「ギクシャクしてしまうのは、自分の方に問題があるからだ。どうしたら、相手に受け容れてもらえるのか、わからない。いったい、どうすればいいんだろう・・・」
やはり、自分を責めてしまいます。これでは、人間関係の悩みに翻弄されることになってしまいます。
このことは、一事が万事で、家庭内でも恋愛でも、あらゆる出来事についてこのような対照的な受け止め方になるので、「人生」という長いスパンで見れば、その差は大きなものになります。
自己肯定感が高い人が充実感を持って人生を紡いでいくのに対して、そうでない人は、いつもくよくよと悩みがちで、いつも不安を抱えがちで、場合によっては心が病んでしまう、といったことにもなりかねないのです。
仕事・人間関係・育児・恋愛・学業・・・・努力や環境、才能より先に来る大事なもの。それが自己肯定感です。
【セルフコンパッション】
慈悲は他者に向かうものですが、根底には自分への慈悲や思いやりがなければいけない。現代人は、自分への慈悲の精神が低く「自分は無価値な人間だ」と思っている傾向が高いと考えられています。実は、そういう人が、困っている人に手を差し伸べると本人も意識しないままに見返りを求めてしまうことが分かっています。感謝されないと自分がやったことに価値を見出せなくて、自己嫌悪に陥ってしまう。これが現代人には非常に多いと言われています。
見返りを求めない、本当の手助けを他の人にしてあげるためには、まず自分自身の存在を受け入れ、自らに慈しみをもって関われているかどうかが大切です。つまり、私を慈しむということです。近年ではこの自分自身に対する慈悲の心をセルフコンパッションと呼び、欧米の心理学研究者たちによって、深く研究されることになりました。
そして、この慈悲の心が備わっている人ほど、心も体も健康であるというデータも、提示されています。
【自分を大切に】
・最近、誰かを慰めてあげたことはありませんか?
・失敗した人を励ましたことはありましたか?
・いたわりの言葉を掛けましたか?
自分が関わっている人の表情が曇っていたり、気落ちしている様子がありありと見て取れたとしたら、誰でも何かしてあげたいと思います。
自己肯定感に課題を持つ人はしばしば、自分を犠牲にしてでも他者のために尽くす行動を選択することがあります。他者がつらい状況にあるとき、それを思いやる心の温かさを持っている人たちなのです。
だから思い返してみると、悩んでいる人の相談に乗ってあげたり、手伝ってあげたりしたことがいくつもあるのではないでしょうか。
人に対して投げかけたそんな言葉を、あえて自分に対して言ってみましょう。声に出して言えなかったら、心で言っても構いません。人を思いやったり、励ましたり、いたわることのできる言葉は、自分を思いやり、励まし、いたわる言葉にもなるのです。
「どんなことがあったって、自分は自分の味方だよ」
「うまくいかないことがあったって、それはそれでいいじゃないか」
「さあ、一杯やって気分転換しよう」
自分に対しても、他者に対しても、同じように公平に見てあげることが、広き心のありようであり、本当のやさしさにほかならないのではないでしょうか。
人を思いやるように、自分を思いやりましょう。
建長寺(鎌倉市)でのライブ